2014年03月13日

『ふみをかわせば心が変わる 私が消えて空の花  』尻取り都々逸言葉遊び交心







 > ふみをかわせば 椿が落ちる

        おろかに恋を 想うよう   凉呼 178



        おろかに恋を夢みてしまう

   無心は命のゆらぎ欲る   旅仁 178-01





 時が満ちれば自然と椿の花は落ちるんですね。
 「ふみをかわせば」おのずから機は熟して花開き、そして落ちる。けれど心に開いた花はどこに「落ちる」のでしょうね・・・心は空間スペースです。ひとつの宇宙です。宇宙は無重力だから落ちる行く先がないのです。心と心が交わることその交わりそのものを花というのでしょう。その花に名前をつけるとすれば「恋」と呼ぶようになるのでしょう。交わっている心が恋なんです。「恋に落ちる」といいますけれど、恋という花は心の交わりですから花そのものが空間、宇宙なんです。恋に落ちるというのは心が新しいスペース、新しい宇宙になるということなんですね。「恋を想う」という想う「私」が恋という宇宙を遊泳することをいうのでしょう。
 恋という宇宙はそれ自体が大きな重力なのかもしれません。
 沢山の宇宙を吸い寄せてしまうほどのいわばブラックホールのようなものかもしれません。あるいは命そのものがひとつの宇宙で、命は呼び合う力があり、ひとつになりたがっているのでしょう。命と命はひとつになってまた新しい命になっているのでしょう。
 恋に落ちるということは恋が始まることですから、新しい命を生きることなんでしょうね。・・・
 命の更新を恋の花と呼んでいるのじゃないでしょうか。

 鄙隠り老仁の妄語妄想言葉遊びです。
 笑って、新しい花を咲かせましょうね。





   椿が落ちる命が宿る

        呼び合う命恋の花   旅仁 178-02



        ふみをかわせば心が変わる

   私が消えて空の花   旅仁 178-03








同じカテゴリー(都都逸で交心)の記事画像
209-03『 さまざまの事ひとつ一つに ハートの空の交じり合う 』尻取り都々逸
エンドレス・ラブ交心『 いついつまでも
フォト都都逸『 焦がれ死ぬ身が夜叉にもなれず 愚魔女 』
同じカテゴリー(都都逸で交心)の記事
 『 桜咲いたら命に帰り 燃え尽きたしや空の花 』 (2014-04-05 19:53)
 209-03『 さまざまの事ひとつ一つに ハートの空の交じり合う 』尻取り都々逸 (2014-03-25 10:06)
 『 ここであえれば楽天楽土 命寛ぐ恋弥勒 』尻取り都々逸言葉遊び交心 (2014-03-13 14:55)
 エンドレス・ラブ交心『 いついつまでも (2014-02-06 00:11)
 フォト都都逸『 焦がれ死ぬ身が夜叉にもなれず 愚魔女 』 (2013-07-29 00:37)

Posted by 青柳仁 at 08:59│Comments(0)都都逸で交心
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。