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2014年02月13日

『 今さらに艶な話か琵琶の花 』妄恋575交心

★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 都々逸で交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★





★ 都々逸で交心tz1619

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やけに満月冴えるじゃないの

いのちシンクロ唯念ず


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☆☆☆ 愛呼さんの『 女の文字遊びー22 』 への尻取り都々逸交心です。 ★★★
 





 > やけに満月あんたにゃ何が
        見えたと云うの云ってみな~   愛呼



        見えたと云うの炎の女
   炎尽きれば空の月   仁



 炎の女が良寛さんに恋をした。
 ゆっくり燃焼してゆっくり燃え尽きる恋もあるんですね・・・
 枯木の良寛さんのいのちもゆっくり燃焼していたんです。



 > しろたへのころもでさむしあきのよの つきなかぞらにすみわたるかも   良寛



 貞心尼さんは初めて良寛さんにあった夜に思いの丈を語り尽くしたかったんでしょうね。夜も更けるのに一向に帰る様子もありません。さすがに全受容の良寛さんもたじろいでしまいます。
 お話しのつづきは明日にしましょうか・・・と良寛さんは遠慮がちに詠いかけますけれど、貞心尼さんの心はもう炎になっていたのでしょうね。


 > むかひゐて千よもやちよも見てしがな そらゆくつきのこととはずとも   貞心尼


 そうお返ししてとうとう夜を徹して語り明かしてしまうんですよ。
 ほんとうに炎の女というのはこんな女人のことをいうのだろうなと驚嘆しました。
 良寛さんのこともよく知らなかったのですけれど、その良寛さんにこんな恋人がいたというお話しをはじめて知ったのが『炎の女 貞心尼』だったんです。
 そして凡愚老仁もまた良寛さんに恋をしてしまったのでした・・・



 > あずさゆみはるになりなばくさのいほをとくでゝきませあひたきものを   良寛



 死を前にして良寛さんはもうまったく無心に貞心尼さんを恋しつづけるんですね。恋しつづけながら至福の坐死を迎えることができたんでしょうね・・・

 そんなことを想い出させてくれる今夜の満月でした。
 笑って、ご寛容くださいね。



   あんたにゃ何が欲しいと聞くも
        月は黙して語らざる   仁



        やけに満月冴えるじゃないの
   いのちシンクロ唯念ず   仁





 今さらに艶な話か琵琶の花   旅仁


 くるまる毛布あれば足るよな



 琵琶の花エンドレスなる愛秘むや   旅仁


 時機来れば実のたわわ成熟



 相待てば機の熟することも 

        あるを念じて創る愛   旅仁






フォト575ty1301『 今さらに艶な話か琵琶の花 』








★ 妄恋575交心ty1301

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今さらに艶な話か琵琶の花

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Posted by 青柳仁 at 13:39Comments(0)TAO交心俳句